第30回東京国際映画祭

例年スルーしてきた東京国際映画祭だけど、今年はガッツリ参加してきた。鑑賞した作品の感想はツイッターで呟くとして、こちらではダラダラと総括的なことをまとめておこうと思う。今年の体験が来年度以降の参考にでもなれば。

 

■取れないチケット

とにかく取れない。幾つかの作品を事前抽選制、その他の作品も部門ごとに土日の午前/午後と4つの時間帯に分けて販売開始にしたのに、結局開始時刻にはアクセス過多でページがダウンして繋がらなかった。ちなみにチケット購入ページの案内が販売開始以降も全くなかったので、チケット購入レースの第一関門が購入ページへのリンクを探すという残念な展開に。一番観たかった作品「スリー・ビルボード」も90分ほどかかって購入ページに繋がった時は、残り10席程度で滑り込みの購入となった。同じタイミングで販売を開始した他作品は完売していたものもあった。昨年ニュースにまでなったチケット取れない問題は全く解決しておらず、更に4回に販売タイミングを分けたせいでPCから離れられず、土日の外出が出来なくなってしまったという残念な結果に。

PCでは繋がらないけどスマホでは繋がるという事があったので、色々な接続方法でチケットページへのアクセスを試みるのが良いと思う。アイフォンだと繋がりやすいという真偽不明の情報も流れていた。

 

■チケットの追加販売

とはいえ、映画祭の運営が確保してただろう追加分のチケットを購入する事ができたので、結局は観たい作品を観る事ができた。90分もかけて取った「スリー・ビルボード」のチケットも前日に数席だけれども追加販売があったので、チケット購入で慌てる必要はなかったなと反省、次回みんなも気を付けよう。ジャニーズの登壇があるのでプレミア化していた「鋼の錬金術師」でさえ、前日の追加販売で購入する事ができたので、チケットに関しては諦めるのは良くないと結論。1番の話題作の「シェイプ・オブ・ウォーター」とゴア元副大統領が登壇する「隠された真実2」は確認できなかったけど、それ以外は大体追加販売があったと思う。

 

■追加販売に関してメモ

特に決まった時間帯で追加販売されるということは無いようだったけれども、深夜や午前中の追加は無かったような。それと複数作品同時に追加されるので、別作品の追加を確認したら、目当ての作品のチケット状況を確認すると良いかも。前日だけでは無くて数日前にチケット追加の場合もあるので要注意。当日追加はあまり記憶に無いけど、購入画面で誰かが確保していたチケットが、結局購入されずに再販売って事は良くあるので数分置いて再チェックしてみるのも大事。運営も後方の末席を追加に回すので、座席位置に期待はしてはいけない。追加から1時間もすれば完売してしまうので、希望の作品がある場合は30分置きに確認すれば良いと思う。バカっぽいけどこの方法でグランプリ作品のチケットをギリギリ前日に購入できたのでやっぱり大事なこと。ちなみに最終日のグランプリ作品上映のチケットは早々に完売して、グランプリ作品発表後にチケットの追加は無かったので早々にチケットは抑えておこう。観た作品が上映される可能性もあるけれども、良い映画は2回見ても良いじゃない。

劇場前のチケットセンターに行けば、オンラインに出ていない追加チケットが買えるんじゃないかとも考えたけれど、端末で一般販売と同じ画面でチケット状況を確認していたので、望みは薄いと思う。

  

■座席について

絶対に右寄りの座席がいい。字幕がスクリーンの右端に付くから。

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たとえば一番大きいスクリーン7の左端に座ろうものなら、字幕をみるのに苦労してしまうので、選択をする余裕があるなら左端は避けた方が無難。特に前列は要注意。スクリーン7以外なら別にそこまで広くないので、場所にこだわる必要は無いと思う。ちなみに画面真下には英語字幕が付く。

 あとスクリーンによっては設置されているプレミアムシート。+500円で荷物も置けるし、物食べても隣に気を使う必要ないしで座り心地以上に快適なのでお勧め。どうせヒルズのコインロッカーに荷物を置く予定ならプレミアムシート良いかと。六本木TOHOシネマは傘立てが椅子に付いていないので雨具置きとしても重宝。

 

■EXシアター

コンペ作品の上映会場としてよく使われていたEXシアター。ヒルズから近いから迷わないとは思うけど、トイレが館内に少ないので気をつける事。あとドリンク売り場が隠れているので、初見では見つけられないと思うけど、隠しイベントみたいなものなので時間があれば探してみよう。映画館ではないから設備が貧弱なので、TOHOシネマでも上映がある作品なら、そちらを選んだ方がよいかも。椅子にドリンクホルダーが無いので、飲み物の置き場所に困る。手すりに置くと、キレイに滑って後方の席に大迷惑なので気を付ける。

 

 

■タイムスケジュール

公式が出しているタイムスケジュールは開始時間と映画自体の上映時間だけなので、単純にその数字だけ観て予定を組むと、舞台挨拶やQ&Aが思いのほか時間がかかることがあるので気を付ける。長くても30分なので、そのくらいは余裕をみてスケジュールを組もう。もちろん上映時刻のタイミングに応じてQ&Aなどを切る勇気も必要。ちなみに開始時刻は予告編もない事から時間ぴったりに本編上映となるので、シネコン気分でダラダラくると大変迷惑。

 

■コンセッション

普通にやってる!TOHOシネマのちょびっとチキンは悪魔的おいしさ。f:id:kiratta:20171105002335j:plain